8/26-27 淡路島合宿(U10)
26・27日、4年生はセンアーノ神戸さん主催「第13回センアーノ神戸 全国チャンピオンズ淡路市長杯U10」に参加します。大会テーマは「日本から世界へ」。
日本全国から名だたるチームが勢揃いします。
(´-`).。oO「ホンマすんごい大会です」
初日
GはAコーチから。
長岡京を7時に出発し、淡路島の淡路佐野運動公園へ。南は熊本、北は千葉までの18都府県のチームが顔を合わせます。
この4年生、Kコーチの差配もあり、本当に色んな試合に参加させて頂き、京都以外のチームともたくさん試合をさせて頂いています。
「日本から世界へ」とは言わずとも「京都から日本全国へ」
長岡京SSのサッカーを知ってもらいたいです。
会場は選手、コーチ、保護者の熱気で溢れかえっています。それぞれの地域の言葉が耳に入り、全国から人が集まっているのを実感します。
初戦は東京、2戦目は大阪、3戦目は愛知のチームです。相手がどこであろうといつものサッカーをしましょう。
ピークとは程遠い仕上がりですが、ゲーム自体は支配できています。ただ、あいも変わらずフィニッシュの精度は低く、自らのミスで失点を招く事がありました。
結果こそ2勝1分でリーグ1位通過で1位トーナメント進出となりましたが、この日のサッカーでは明日に大きな望みは持てません。
連動したプレスから試合を支配していく、原点の確認が必要です。
2日目、Gの初戦はソレッソ熊本さん。1試合目から正念場です。前日よりも入念にアップをし、試合に臨みます。
選手たちは集中して、試合に入りました。中盤の運動量もいい感じです。
ただ、やはり強豪チーム、なかなかこちらの展開に持ち込ませてくれず、俊足FWにこちらのDF陣が振り回されます。
先制点を許します。
先週の大会でも先制点を取られる苦しい展開でしたが、そこから焦らずにゲームをひっくり返す事が出来ました。
選手たちに焦りは見られません。徐々に自分たちのペースに持ち込み同点に追いつきます。
その後再度得点を許しますが、集中が切れる事は無く、再度同点に。最後まで攻勢にでますがそのまま試合終了の笛が鳴ります。
サドンデスのPK戦に突入です。
1人目はお互い落ち着いて決めます。2人目、先攻のSSは先週怪我をしたG選手、負傷箇所に装具を着けてスポット出場し、この試合も価値ある同点ゴールを決めています。
放たれたボールは無情にもゴールポストを叩きます。センターサークルに戻るG選手には涙が溢れています。迎え入れるみんなが肩を叩きます。
後のなくなったSSはGKのH選手に託します。
今度は相手選手の蹴ったボールがポストを叩きます。
手に汗握る展開とはこういう事を言うのでしょう。3人目、緊張を隠せないY選手がゴール左隅に決めます。
相手の3人目がボールをセット、たくさんの観客が注視します。
力を込めて蹴られたボールをH選手がキャッチします。
頼れる守護神が勝負を決めました。
カッコいいぜ!
2試合目はセンアーノ神戸さん。前日からその圧倒的な組織プレーとキック精度に「強いなー!」と感心する試合をしています。
子どもたちもここを勝てば決勝に行けるとあって、緊張しています。
試合開始早々から相手ペースとなります。プレスのタイミングが一歩遅いので後手後手となります。予測・準備してかけていくからプレスが活きるのですが、そのタイミングがずれて、しかも相手が次へ次へと展開すると走らされるだけの時間が続きます。
最初のこのボタンのかけ違いのようなところから、この試合は全くリズムに乗れませんでした。
久しぶりの完敗です。
自動的に次は3位決定戦となります。
ここで気落ちしてはいけません。切り替えて3位を狙いましょう。
3位決定戦、相手は静岡のSALFUSさん。さきほどの試合と同じようなパスワークのチームに対して、打って変わって良くプレスが効いています。
先制点は流れるような展開からの得点となりました。
その後、相手のスーパーゴールが決まり同点となりますが、内容は問題ありません。
ドリブル突破に対するファールから得たPKを決め、2-1とします。
このまま終わると思われた後半終了間際に笛が鳴り、今度は相手にPKが与えられます。
しかし、ここも頼れる守護神・H選手がスーパーセーブを見せます。右隅に蹴られたスピードに乗ったボールを横っ飛びで弾きだします。
カッコいいぜ!
準決勝では悔しい思いをしましたが、そうそうたるチームが集まる中での3位。
立派なものです!
少しは長岡京SSのサッカーを知ってもらう事が出来たのではないでしょうか。
Wは前回衝撃のレポートをぶち込んできたAsaコーチ。今回はどうでしょうか。
♪夏が過ぎ~、風あざみ~♪と、若干、しのぎやすくなった感があり、晩夏の名曲が、若干頭をよぎるようになりました。
さて、Wの合宿の結果は、事前に戦術を公開していた効果があってか、サテライト大会優勝!、ST選手、渾身の祝・初ゴール!とWでおめでたい結果となりました。
さて、合宿の初戦は、センアーノ神戸MOVEさんとの試合。結果は前半で1点先制するも、後半に3点取られ逆転負け。。。
最悪のスタートに、歌うKコーチ、 「歌を忘れたカナリア」です。
走るAsaコーチ、 「ムンクの叫び」です。
しかし、その後の子供達は、持ち前の打たれ強さ?と修正力で、決勝までの試合を知り上がりに調子を上げていきました。
ハイライトは、二日目の準決勝。相手は昨日の緒戦でコーチ陣を、鳩に豆鉄砲状態に陥れた、センアーノ神戸MOVEさん再び。
結果は、前半で1点先制されましたが、その後、昨日とはうって変わって、早いプレス・果敢なチャレンジ・そして接点で負けない事を実行してくれての、昨日とはまったく逆の展開で、見事な逆転勝利!!
少々言葉は悪いかもしれませんが、「ヤラレタラ、ヤリカエス」を実行してくれ、それぞれ気分は、歌うKコーチ、 「愛してるぜ子供達~。ロッキー・バルボア」です。
走るAsaコーチ、 「暑いけどランニングハイ。ブルゾンちえみ」です。
子供達、 「眼力十分。半沢直樹」です。
その後の決勝は、淡路市トレセンさん。
締まった展開の中、後半、相手の反則で得たPKをリアル石崎了こと、I選手がきっちり決めて決勝点。
Great!。Bravo!。Wunderbar!。夏の終わりを、優勝という結末で締めくくる事ができました。
二日間の感想としては、色々な、ポジションに対応してくれる子供達が増えてきました。ポジション毎の楽しさ・難しさを覚えてもらうと、もっとサッカーの楽しさや見方がますます分かってくるを思いますので、まだまだ、子供達の様々な可能性を試していきたいと思います。
そして、ST選手。眼の覚めるような、先制点となる素晴らしい初ゴール、おめでとう!!
メロンは美味しかったかな?。二個目・三個目のメロンのゲットを目指して、ますますガンバレ!。お父さん・お母さんの懐具合を考慮した親孝行なんて、全然いらないよ(笑)
【Asaコーチの反省】
子供達に、「フォロー!」「狭いところにボールを運ぶな!」とさんざん叫んでいるものの、帰りの車では、冒頭の陽水の名曲が頭の中でリフレインし、瞑想状態を繰り返していた私。渋滞中にまったくフォローになっていなかった助手席の問題児を、Hさん、どうかご容赦下さい。
最後になりましたが、主催頂きました、センアーノ神戸関係者の皆様、また、対戦頂きました全てのチームの皆様。ありがとうございました。
また、遠征に帯同頂いた保護者の皆さん・応援に来ていただいた保護者の皆さん、ありがとうございました!
(試合以外)
夜は全員でミーティングです。
スナックを想起させるようなカラオケルームに集合です。
(´-`).。oO「10年、20年後こんなところで同窓会してるかもね」
G・Wそれぞれコーチから話があり、続いて子どもたちの振り返りのひと言です。良いところも悪いところもしっかりと自分を見つめ直す。とても大事な事ですよ。
最後にKコーチからはかつての教え子のエピソードから子どもたちへのメッセージで締め括りです。
家長選手のチームの事を思う一途さ、宇佐美選手に見る努力する事の大切さ。
みんな、何かを感じ取ってくださいね。
その後、そのカラオケルームはコーチ、保護者の懇親会の会場に。
歌うKコーチがマイクを握ったかどうかはみなさんのご想像にお任せします♬
(まとめ)
今回の淡路島遠征は夏の締め括りとなりました。
たくさんの試合、さなる遠征、そして今回の淡路島遠征と本当に密度の濃い夏です。
チームとしても個人としてもひと回りもふた回りも成長してくれたように思います。
あれっ、こんなに身長高かったっけ?
ボールが飛ぶようになったな〜。
そういう意図があって、ああいうプレーしてたんや。
痛くて泣くのが減ったんちゃう。
こんな事が言えるようになったのか。
君たちが日々成長する姿は保護者はもちろん、コーチたちにとっても大きな喜びであり楽しみです。
季節は巡って食欲の秋です。
しっかり食べて次なる成長を見せて下さい。
(´-`).。oO「オトナは食べ過ぎ飲み過ぎ注意やで〜」