2/17-18 活動報告(U10)
17日、グラシオンさん主催カップ戦組と野洲JFCさん主催カップ戦組に分かれます。
グラシオンさん主催「第1回関西ジュニアサッカー選手権大会U10」はAコーチから。
八咫烏の里(←勝手に決めたらあかん)・ボスコヴィラに9府県32チームが集います。
長岡京を出た時は一面の青空でしたが、会場に着く直前から雲行きが怪しくなります。
この日も先々週程ではありませんが、雪が舞い散る中でのゲームとなりました。
Gチーム、先週から安定した力が出せるようにムード作りに腐心しています。
子どもたちにも少しずつその意識が浸透してきています。
遊び心のある楽しい子が多いので、おふざけが過ぎた結果、リラックスではなく気が抜けて試合に入るムード作りが出来ない事は何度か経験しています。
大会初日、アップから集中する事が出来ました。
フィニッシュの精度の課題は残りましたが、ゲーム内容は一部を除き全体的に良かったです。
2日目の決勝トーナメントもこの状態を継続できるか、明日真価が問われます。
初日のトピック
・保護者のOさん、八咫烏におにぎりを盗られる(お供えする)
・Kコーチの作戦ボードが先週に引き続き躍動する
野洲JFCさん主催「野洲ドリームカップ4年大会」は歌うKコーチから。
この日は風が強い一日でした。
大事な初戦は勝利を収める事ができました。
ただ、1vs1の場面で相変わらず軽い守備をする選手もいて、何度か危ないシーンもありました。
試合全体としては押し込む時間が多い中、うれしい得点シーンが!
左サイドのST選手がペナの中にドリブルで切り返し、即座に右足一閃でゴール右隅に鋭いシュートを決めました!
この日のMVPです!
この後がよくありませんでした。
次の試合まで2時間、時間を持て余した選手たちは丘の周りを駆け回り、試合をする頃にはかなり体力を消耗していました。
2戦目は後半足が止まり始め1-2で敗戦です。
予選2位で迎えた決勝トーナメント初戦は強豪・兵庫FCさん。
開始早々ゴール前の混戦から失点するもその後持ち直し、プレスも効いていい感じで戦えていました。
ただ、ボールを奪った後の配球がものすごく雑で、せっかくボールを奪ったのにまた相手に奪われる(相手にプレゼント)という展開を繰り返し、最後は疲れてしまっていました。
結局決定的なシーンを作れず0-1で敗戦でした。
課題となった取り組む姿勢の大事さを子どもたちにはこんこんと伝えました。
しっかりと修正して下さいよ。
主催頂きました野洲JFCの皆さま、対戦して頂いたチームの皆さまありがとうございました!
18日、グラシオンさん主催カップ戦2日目組と練習組で活動です。
カップ戦2日目はAコーチから。
やっぱり山の上なので肌寒さはありますが、この日はとても天気のいい一日となりました。
昨日に続きチームのムード作りを継続出来るか、まずはそこが試されます。
おふざけモードになりそうな時、ダレそうな時、修正しようと声をかける選手がちらほら出てきました。
良いことではありますが、まだコーチの顔を見ながらの声かけになっています。
コーチ不在の時にもそんな声かけが出てくるようになるとグッドですね。
集中して挑めたこの日、決勝戦は手に汗握る熱戦となりました。
ディアブロッサ高田さんとがっぷり四つに組んだこの試合はとても高い集中力で臨めました。
ここ10数試合、以前に比べて内容が安定してきています。
何度も言いますが、これを継続していきましょう!
2日目のトピック
・Aコーチ管理の作戦ボードに光が当たる
・帰り道で巨大イノシシと遭遇する
主催頂きましたグラシオンさま、2日間対戦して頂いた全てのチームの皆さまありがとうございました!
練習組は雨男、じゃなくて夜コーチから。
もしかしたら、河川敷だけ雨が降ってるかも…なんて考えながら練習へ、めっちゃいいお天気で一粒も雨降ってない練習日和。
12人でみっちりとパス、攻守の切り替えの練習をしました。
まだまだパスの質が悪い、フリーで何のプレッシャーも無い状態でパスが相手の足もとに行かない、そんな事では試合でパスが繋がりませんね!
しっかりと試合のイメージをして練習からパスの質を上げて行こう。
コーチも晴れの確率上げて行きます!
(雑感)
「顔晴」
最近、こんな言葉を知りました。
コーチをしていると
「教えるのって難しいな」
「どうすれば伝わるかな」
と考えさせられる事があります。
そんな事に直面するといつも思う事があります。
コーチっていうのは技術・戦術・セオリーなどを教えるのはもちろんの事、何よりもモチベーターであらねばならないと。
本人をその気にさせないと伝わるものも伝わらないし、やろうとするのでは無くやらされている風になってしまいます。
18日、平昌五輪で小平奈緒選手がスピードスケート女子500メートル初の金メダルを獲得しました。
この競技で25連勝中の彼女にも、かつてスランプに陥った時期があったようです。
当時、周囲は彼女を心配し、おもうばかり、「頑張れ!頑張れ!」と応援してくれました。
ただ、一生懸命頑張ってきた彼女にとって、その言葉は苦しみだったようです。
その苦しんだ時期にコーチからかけられた言葉が「顔晴(がんばれ)」。
「本当のガンバレは顔が晴れたこと。つらくても笑顔を忘れちゃいけない」
小平選手はこの言葉に救われ、更なる成長への階段を上ったようです。
モチベーションを高めるきっかけや言葉、そんなものを与えられるコーチでありたいですね。
サッカーをする全ての子どもたち、顔晴!