12/16-17 活動報告(U10)
23日、G・W共に運命のオーヤマ府大会出場決定戦です。
Wチームは、Asaコーチから。
年末の大一番。選手・コーチ共に気合いの入るなか、「何よりも、普段どおりのプレーをする事が大切」と、団長に背中を押して頂いてのスタートです。
第1戦、緊張か気合いの空振りか、なかなか得点が奪えません。そんな中、ハーフタイムに、歌うKコーチが、今年1番のゲキを飛ばします(烈)。さすが歌い手だけあって、年末の大舞台に向けた妥協は一切ありません(緊)。
後半に入っても中盤まで得点が入りませんが、その後何とか得点でき、第1幕を勝利で、終えることが出来ました。
しかし、その後も舞台裏では歌うKコーチを始めとした気合注入が続き、迎えた第2幕。第1戦とは違った気迫前面のプレーが続きます。
前半を0-0で折り返しますが、第1戦のそれとは全く別物。今度は、歌うKコーチの優しいバラードで、選手を乗せていきます(魂)。
すると後半、読みを効かせた守備からボールを奪うと、中盤から相手の背後を突く深い位置へのパス。駆け上がった選手が、ゴールライン際を中に持ち込み、ゴール前で待つFWに冷静にマイナスのパス! そして、決してフリーとは言えない場面からも、何とか気持ちで先に触り、ゴールイン!!
新Wチーム結成の夏以降取り組んできた、
・準備や予想を常に行う。
・空いているスペースにボールを運ぶ。
・無理なパスやゴールは狙わず、最善なチョイスを選択する。
・そして最後は執念で上回る。
これが凝縮された瞬間でした(感)。その後、締まった試合展開で勝利し、京都府大会出場に王手を掛けました。
さて最終戦、またまた緊張かそれとも産みの苦しみか、なかなかいつものリズムで試合を進められません。ハーフタイムに歌うKコーチから、大トリ直前の舞台裏さながらのゲキが、再度飛びます(熱)。結果、ドローとなりましたが、晴れて京都府大会への出場権を獲得できました(安)(感)。
今大会を通しての総括は、同じく代表になった、加茂さんとの戦いを除いては、無失点で終えました。ゴールキーパー・ディフェンス陣を中心にした、守備面を評価したいと思います(拍)。
Wチームは、最大のライバルにして、最良のお手本が、目の前にいるという非常に恵まれた環境にあります。Gチームのスピード・球際の強さ・上手さを、日頃から練習で体感しながら、成長してきました。府大会では、思う存分に戦いましょう!!
GはAコーチから。
この日はたくさんの方が応援に来て頂きました。
団長からは「特別に緊張して力を入れ過ぎる必要はない。いつものサッカーをしたら大丈夫」とアドバイスを頂きます。
指導員長からも「とにかく楽しんできてください」と声をかけて頂きました。
1・2試合目、いつも通りのサッカーで3試合目の結果に繋ぎます。
一足先にWチームが府大会出場を決めています。
さあGチーム、出番です。
コーチ含めた全員で円陣を組み、気合い満タンでゲームに入ります。
相手チームの速いプレスに慌てる時間が続き先制点を許します。
ここからうまくリズムを作る事が出来ません。
いつものように足元にボールが収まらず、もどかしい展開のまま前半終了となります。
ハーフタイムにベンチに戻ってきた選手のうち実に4人が涙を流しています。
「まだ前半が終わっただけや」
「下を向いても勝てへん」
「思い出して!先制点取られても逆転した経験何回もしてるやろ!」
色んな声をかけて、気持ちの切り替えを促します。
後半が始まる前には少し落ち着きを取り戻し、残り15分に望みをつなぎます。
子どもたちは必死に戦いました。
特に後半の最後、ゴールに向かう姿勢に目頭が熱くなります。
試合終了の笛と同時に子どもたちは大号泣です。
ベンチの子も声を上げて、突っ伏して泣いています。
Gチーム、無念の敗退です。
KコーチもAコーチも言葉が出ないほど悔しいです。
ベンチに戻ってきた子供たちをちょっとの間、泣けるだけ泣かせました。
試合後のミーティングでは、Kコーチからたくさんの言葉をもらいましたね。
言葉の端々に滲む「この悔しさを糧に」。
子どもたちがこの経験を自らの更なる成長に繋げて欲しいなと心から思います。
「失敗とは転ぶことではなく、そのまま起き上がらないことです」(メアリー・ピックフォード)
起き上がれ!
立ち上がれ!
さあ、もう一度歩き出そう。
最後になりましたが、山城ブロック運営スタッフの皆さま、対戦して頂いたチームの皆さまありがとうございました!
また、応援に駆けつけて頂いた団長をはじめとした関係者の皆さまありがとうございました!
Wチーム、府大会の応援もよろしくお願いします!
24日は全員で練習です。
再びAコーチから。
オーヤマに向けて緊張感ある練習をしてきたので、この日はちょっと遊び心も含めた練習にしました。
Wチームの子はもちろん、Gチームの子も大きな声を出して練習を楽しんでる姿は、いつまでもくよくよしているAコーチに喝を入れてくれました。
2017年も4年生はサッカーで駆け抜けた一年でした。
何回、試合をしたでしょうか。
何度、遠征に行ったでしょうか。
Kコーチを中心に、歌うKコーチにも新たに加わって頂き、本当に実り多い一年となりました。
2018年はどんな年になるでしょう?
そりゃ、推して知るべしってやつです。
よいお年を!