U8:招待試合&大会(3/4、5)
2年生は、3/4、5両日とも試合でした。
4日は、ディアブロッサ高田FCさんに御招待頂いた5チーム総当たりの練習試合でした。
試合の中で「ボールを持たない時」は、チームとして継続しているルールがあります。今回は、対戦前に作戦ボードを使いルールを再確認する作業を選手に任せて、自分の言葉で仲間に目的を伝える練習をしました。このことは、サッカーに限らず大切な事なので、少しずつ上手く出来る様に慣れてもらいます。
試合の中で「ボールを持った時」は、ドリブル練習の成果を確認しています。一般的にドリブルとは、連続してボールに触れながら移動する事ですが、ここでは、ファーストタッチに始まりラストタッチに至るまでもドリブル動作と捉えて、全ての動作が一体化しているかも重視しています。決定機ではドリブルしてからシュート(パス)しようでは遅く、ドリブルの強いタッチがシュート(パス)であるという認識も必要です。今回の試合でも、リズムの中に不要な休符が入るので、相手に奪われる場面が何度かありました。一体化するにはどうすれば良いか、これからの練習を通じて、決定機に強い選手を目指してもらいます。ファーストタッチは、課題が多いので次の練習テーマです。
5日は、宇山SCさんに御招待頂いた5チーム総当たりの大会でした。
当日は、16名参加できたので前後半を均等に分けて試合に挑みました。今回の試合テーマは、「心」としました。練習で得た知識を実践で使える知恵に変えるには、「一生懸命だと知恵がでる。中途半端だと愚痴がでる。いい加減だと言い訳がでる。」の名言にもある様に、一生懸命取り組む姿勢(心)が必要です。一生懸命取り組んできた選手は、着実にステップアップし、先週練習した事も試合で生かされていました。試合で活躍した、試合に勝った事は、必ずしも上手くいっている事ではありません。サッカーが上手い事が、人間的に優れている事ではありません。勘違いしない様に、コツコツと一生懸命頑張って欲しいです。
試合は、「個人の競争」を強く意識させたので、練習してきた事、昨日の試合で出来ていたチームとしてやるべき事が薄れ、縦、縦、縦のサッカーとなりましたが、自分の意思を表現できた選手、仲間に勝ちたい、このままではダメだと思える選手もでてきました。練習すれば上手くなり、上手くなれば楽しくなり、楽しくなれば更に練習し、更に上手くなります。成功サイクルの循環を経験する事は、サッカー外でも役に立つのでがんばって欲しいです。
試合に御招待頂きましたディアブロッサ高田FCの皆様、宇山SCの皆様、対戦頂いたチームの皆様、お世話になりありがとうございました。今後とも宜しくお願い致します。